福祉科日記

2025年6月の記事一覧

クロックポジションを使ってみよう❕

コミュニケーション技術の授業では、引き続き視覚障がいについて学んでいます。

今回の知識はクロックポジション。

これは視覚の不自由な方に特化した方法というわけではなく、船の進路を伝えるときなどにも使われています。

福祉の現場では、視覚の不自由な方に物の位置の説明をする際に使用するため、今回はトレーにのせたご飯の内容や

位置をクロックポジションを使って説明するという体験を行いました。

 

利用者役の方から食べ物の好みなどを聞き、まるでバイキングのように食事カードを取り、メニューを考えていきます。

メニューが完成したら、利用者役の方の前にトレーを置きます。

実際のお皿に触れてもらいながら物の位置を確認していきます。

 

前回に引き続いてのアイマスク体験で、見えない世界を垣間見た生徒たち。

情報をこまやかに伝える大切さを2時間にわたって体感した授業でした。

3年生介護実習 事前オリエンテーションを実施しました。

6月9日(月)~13日(金)に介護職員初任者研修3年介護実習の事前オリエンテーションを各実習施設で行いました。

介護職員初任者研修研修生は7月28日(月)~8月7日(木)に狭山市内4箇所の特別養護老人ホーム(さくら、さやま苑、つつじの園、むさしの園わかば)で介護実習を行います。

 

 

実習生は各自の実習目標を述べたり、施設担当者様より施設の説明や実習の心得等を伺いました。

夏休みに緑陽生がお世話になります。よろしくお願いします!

 

移乗サポートロボ「HUG」と介護マッスルスーツ「Evrey(エブリィ)」「J-PAS fleairy(ジェイパス・フレアリー)」の教員研修を実施

6月12日(木)福祉科教員の研修会を実施しました。

テーマは「介護テクノロジーを取り入れた福祉用具の活用」です。

 

1. 介護ロボットの正しい理解と活用方法の習得

2. 職員の身体的・精神的負担の軽減

3. 利用者の安全・自立支援の推進

 

以上3つの視点から、移乗サポートロボ「HUG」と介護マッスルスーツ「Evrey(エブリィ)」「J-PAS fleairy(ジェイパス・フレアリー)」を体験しました。

 

《教員の感想》

HUG

・リフトに比べてセッティングが簡単に感じた。

・安定感があり、想像していた物よりずっと小さかった。

・利用者の体格や拘縮、麻痺等の症状に関わらず対応できるところが良い、是非生徒に体験させたい。

 

介護マッスルスーツ

・装着しているときとしていない時の差をあまり感じられなかった。

・回数やコツをつかめば自分の体になじみ、うまく使いこなせそうだと思った。

・自分の動きより何秒か遅くマッスルスーツが動くような感覚があった。

       

されてみないとわからないことが介護にはたくさんあります。

「人の痛み・不安・喜び」にリアルに触れられる貴重な学びの機会となりました。

 

本日ご協力いただきました、(株)ジャパン・ソーシャル・ウェルフェア様、(株)日本ケアサプライ様 どうもありがとうございました。

ハーモニーライフ狭山 見学会を実施しています。

6月9日(月)~6月13日(金)に狭山市にあるハーモニーライフ狭山(特定施設入居者生活介護)に施設見学に行っています。2024年に開設され、高品質で随所に工夫を凝らした建物を見学させていただきました。

浴室、食堂、居室、バリアフリー構造など施設設備の説明を受け、利用者視点・家族視点での施設の選び方を伺いました。

スタッフの皆様も明るく居心地の良い施設で、介護の仕事や自分の将来についても考える機会となりました。

 

1年次生6名、2年次生4名、3年次生10名が参加しています。

     

    

介護アロマテラピーの実践や利用者様との楽しいレクリエーションに参加させていただいています。

  

お忙しい中、貴重な見学会を実施していただきましたハーモニーライフ狭山様どうもありがとうございました星