福祉科日誌
清拭(せいしき)の実習
2年次生 生活支援技術の授業で清拭について学びました。
清拭とはケガや病気等で入浴できない場合に蒸しタオルで体を拭くことです。
授業ではウォッシュクロス(おしぼりタオル)の正しい使い方と、実際に顔の清拭と腕の清拭を行いました。
介護の魅力PR隊の出張介護授業
12月4日(月)2年次生対象に「介護の魅力PR隊の出張介護授業」が行われました。
介護の魅力PR隊は、福祉の現場で働かれている職員のみなさまが、学校で出張介護授業を行い、介護の良さを伝える活動をされています。
今回の講師は、
埼玉県社会福祉協議会 福祉人材センター 片桐 啓太 様、
医療法人くすのき会 介護老人保健施設 飯能ケアセンター楠苑の栗田広基 様です。
片桐様には、福祉が私たちの生活を支えてくれていること、さまざまな福祉の現場で活躍している若い人たちが多くいることを教えていただきました。
栗田様には、ご利用者様一人一人に寄り添って支援されている日々の様子を、実際の現場のエピソードを交えながら楽しく教えていただきました。
非常に充実した内容で、あっという間の45分間でした。
生徒の感想に、「介護は大変だけじゃないってわかって、イメージが変わった」「私もおじいちゃんやおばあちゃんと話してみたくなった」などの声があり、介護の仕事に興味をもってくれた様子です。
片桐様、栗田様、貴重なお話を本当にありがとうございました。
筑波大学付属坂戸高校にて福祉科教員研修会を行いました。
11月13日(月)国立筑波大学付属坂戸高校にて「埼玉県高等学校福祉教育研究会第2回研修会」を行いました。
筑波大学付属坂戸高校の2年生選択「社会福祉基礎」の授業でユニバーサルスポーツの開発と実践の授業に参加させていただきました。
ユニバーサルスポーツとは、年齢・性別・障害の有無に関わらず誰もが楽しめるスポーツです。
生徒と県内の福祉科教員とは初対面でしたが、とても楽しく参加させていただき、また課題なども一緒に考えさせていただきました。
筑波大学付属坂戸高校の皆さんありがとうございました!
研修会では吹上秋桜高校と誠和福祉高校で実施された研究授業の報告もあり、研修で得た学びを県内福祉系高校で活かしていきたいと思います。
介護総合演習~障害者スポーツ体験~
3年生介護総合演習(基礎コース)の授業内で「ゴールボール」という障害者スポーツを行いました。
鈴が入っていているボールを使用し、アイマスクをして目が見えない状態となり、ボールを転がします。鈴の音を頼りにゴールを守り、シュートを決めます。
音を立てないように静かな中で白熱したゲームを行い、視覚障害のある方のスポーツについて楽しく体験できました!
車いす介助の実習を行いました。
2年次生活支援授業にて車いす実習を行いました。
車いすの開き方・たたみ方を学び、段差の上り下り、スロープ、砂利道の介助また自分で車いすを操作する「自走」も体験しました。
生徒の感想
「優しく声をかけてくれて安心して乗れました」
「砂利道は前輪を浮かせて操作すると進めました」
「街で介助が必要な方に介助したいと思います」
*初めて車いす体験をした生徒もいましたが、安全に実習できました!
クロックポジション
3年次コミュニケーション技術の授業で視覚に障がいを持つ人の食事介助【クロックポジション】(位置情報の指示方法)を体験学習しました。
利用者さんのご希望する食べたいものを聞いて…
メニューを考え選んで…
時計の文字盤にそってお食事を説明をしました。
利用者役の感想
「目が見えない中で大変だったけど何時の方向と言われ分かりやすかった」
「さっぱりとしたものを注文したら、胃に優しいメニューを出してくれた」等
介助者役の感想
「全盲なので醤油やワサビの量など人それぞれ好みが変わるものをどれくらいほしいか考えるのが難しかった」
「時計に例えてご飯の説明すると意外と相手に伝わっていたのを実感できた」
「もっと具体的に説明した方が伝わりやすいのかな~と思った」
「熱いものや飲み物は手が届かない場所にした」等
体験してみて初めて知ることが多かったようです。
また、話も弾み和やかな雰囲気で食事を楽しむことが出来ました
介護入門的研修
「介護に関する入門的研修(基礎講座)」&「就労相談会」が本校で行われました。
☞自分のスマホやパソコンで自分のタイミングで入門講座を3時間をeラーニングで受けることが出来ます。
修了者には、埼玉県より「修了証」が発行されます。
就業・アルバイトについての相談会では、(株)シグマスタッフ就労支援コーディネーターの方がとても親切に生徒の話を聞いてくださり、一人ひとりの希望を叶えようと個別相談をしてくださいました。
本校では、沢山のボランティア等の活動の案内が届きます。
福祉の世界に興味のある人は、緑陽高校で夢の実現に向けて一歩踏み出してみませんか?
福祉研究発表会 出場
第6回関東地区高校生福祉教育研究会兼関東地区福祉研究発表会予選会
令和5年7月25日(火)会場:滑川総合高校
3年次の生徒3名が介護技術部門に出場しました!
(競技時間7分間、アピールポイント2分間)
結果は、優良賞受賞
この大会では、県内の高校生が日頃学んでいる福祉の知識や技術を互いに発表することで、交流を深めたり、自分たちの学びについて気付きを得たりすることを目的としています。
毎日の練習では、課題の利用者の方に対して一生懸命に向き合う姿がみられ、協力しながら作り上げた成果を当日は発揮することが出来、とっても立派でした!
「出て本当に良かったです」
「本番は緊張したけど練習通りにできました」
など生徒たちの自信にも繋がったようです
応援してくださった保護者の方々や先生方、本当にありがとうございました。
福祉科の授業の様子を動画で紹介します。
4月から介護を学び始めた2年次生です。
とても上手にシーツ交換ができています。
インスタントシニア体験
2年次生活支援技術授業でインスタントシニア体験を行いました。
ひざやひじが曲がりにくくなるサポータや白色にぼやけて見えるアイマスク、手足におもりなどをつけるなどして、体が不自由になる体験を行いました。
生徒からは、「腰が痛い」、「お年寄りはこんなに大変なんだ」「色が見えにくい」など感想があがりました。