福祉科日誌
クロックポジション
3年次コミュニケーション技術の授業で視覚に障がいを持つ人の食事介助【クロックポジション】(位置情報の指示方法)を体験学習しました。
利用者さんのご希望する食べたいものを聞いて…
メニューを考え選んで…
時計の文字盤にそってお食事を説明をしました。
利用者役の感想
「目が見えない中で大変だったけど何時の方向と言われ分かりやすかった」
「さっぱりとしたものを注文したら、胃に優しいメニューを出してくれた」等
介助者役の感想
「全盲なので醤油やワサビの量など人それぞれ好みが変わるものをどれくらいほしいか考えるのが難しかった」
「時計に例えてご飯の説明すると意外と相手に伝わっていたのを実感できた」
「もっと具体的に説明した方が伝わりやすいのかな~と思った」
「熱いものや飲み物は手が届かない場所にした」等
体験してみて初めて知ることが多かったようです。
また、話も弾み和やかな雰囲気で食事を楽しむことが出来ました
介護入門的研修
「介護に関する入門的研修(基礎講座)」&「就労相談会」が本校で行われました。
☞自分のスマホやパソコンで自分のタイミングで入門講座を3時間をeラーニングで受けることが出来ます。
修了者には、埼玉県より「修了証」が発行されます。
就業・アルバイトについての相談会では、(株)シグマスタッフ就労支援コーディネーターの方がとても親切に生徒の話を聞いてくださり、一人ひとりの希望を叶えようと個別相談をしてくださいました。
本校では、沢山のボランティア等の活動の案内が届きます。
福祉の世界に興味のある人は、緑陽高校で夢の実現に向けて一歩踏み出してみませんか?
福祉研究発表会 出場
第6回関東地区高校生福祉教育研究会兼関東地区福祉研究発表会予選会
令和5年7月25日(火)会場:滑川総合高校
3年次の生徒3名が介護技術部門に出場しました!
(競技時間7分間、アピールポイント2分間)
結果は、優良賞受賞
この大会では、県内の高校生が日頃学んでいる福祉の知識や技術を互いに発表することで、交流を深めたり、自分たちの学びについて気付きを得たりすることを目的としています。
毎日の練習では、課題の利用者の方に対して一生懸命に向き合う姿がみられ、協力しながら作り上げた成果を当日は発揮することが出来、とっても立派でした!
「出て本当に良かったです」
「本番は緊張したけど練習通りにできました」
など生徒たちの自信にも繋がったようです
応援してくださった保護者の方々や先生方、本当にありがとうございました。
福祉科の授業の様子を動画で紹介します。
4月から介護を学び始めた2年次生です。
とても上手にシーツ交換ができています。
インスタントシニア体験
2年次生活支援技術授業でインスタントシニア体験を行いました。
ひざやひじが曲がりにくくなるサポータや白色にぼやけて見えるアイマスク、手足におもりなどをつけるなどして、体が不自由になる体験を行いました。
生徒からは、「腰が痛い」、「お年寄りはこんなに大変なんだ」「色が見えにくい」など感想があがりました。